ローカルを中心に日本各地、わざわざ食べに行きたい、取り寄せたい美味しいものを紹介します。

【鹿児島】ど緑色のネバネバ丼が指宿温泉で人気!めん処小牧庵名物のオクラ丼はオクラ20個分がイン!

砂蒸し温泉で有名な鹿児島県指宿市は、オクラの生産量日本一の自治体。この指宿市にある、鮮やかな緑色のネバネバが丼を覆う「オクラ丼」が人気を集めています。映えるだけでなくヘルシーさも魅力のオクラ丼。
オクラ丼を提供している「めん処小牧庵」を取材させていただきました。

鹿児島県指宿名物の真緑色のオクラ丼

写真:鮮やかな緑色のオクラのネバネバに覆われためん処小牧庵のオクラ丼

日本産オクラの3割以上が指宿で作られている

星のような切り口にネバネバが魅力の夏野菜オクラ。鹿児島県指宿市はオクラの生産量日本一を誇ります。全国のオクラ生産量のうち3割以上が指宿市の生産だというから驚きです。

指宿のオクラの生産は昭和41年に始まり、いまでは指宿の農家の6割がオクラを栽培しているといいます。
実際夏場に指宿エリアをドライブしていると、ハイビスカスに似たクリーム色のオクラの花が咲き乱れる畑によく出会います。

鮮やかな緑色が丼をおおうオクラ丼

そんなオクラを使った料理は指宿市内でさまざまに工夫されていますが、中でもインパクトがあるのが「めん処小牧庵」のオクラ丼

丼の中を、一面鮮やかな緑色のネバネバが覆います。山芋のトロロが緑色になったかのような感じ。

トッピングで、星形の切り口が可愛いオクラの醤油漬けと地だこの醤油漬け、そして温泉たまご。

指宿市といえば300年の歴史を持つ砂蒸し温泉で有名ですが、その温泉で作った温泉卵を使ったご当地グルメが「温たまらん丼」。
オクラ丼は「温たまらん丼」の1つ
でもあるんですね。

さっそくいただきましょう。
おお、どろっと粘ります。ご飯と一緒に食べると…美味しい!

鹿児島県指宿名物の真緑色のオクラ丼

写真:緑色はオクラ100%。山芋などが入ってなくても粘る

青臭さなどはまったくない優しい味。同じネバネバ族の山芋のトロロより気持ち固めですが、ゆえに食べやすい。ほどよいネバネバ加減にクセのない優しい味。

オクラってこんなにおいしかったっけ?

載ってるオクラと地だこの醤油漬けがいいアクセントです。少し甘めの醤油味が、オクラ+ご飯にあう。地だこは歯ごたえも楽しい。

そこへ温泉卵を崩していきます。緑色に黄色が混じる。見た目的にもワクワクします。

オクラのねばねばととろりの黄身を一緒にほおばると…まろやかな黄身のコクが加わり、う~ん美味しい。これ家でも食べたい!

1つのオクラ丼に約20個のオクラが

「よく山芋入ってるんですか?と聞かれますが、山芋は入っていません。オクラ100%です」

たしかに「山芋とろろ」で嵩ましされているのではと思うほどの粘り。ですが、この緑色はすべてオクラ。

オクラ丼1食当たり、20個くらいのオクラが入っているんではないでしょうか」
めん処小牧庵のスタッフ上川床さんが教えてくれました。

曲がったり、形が不揃いな「B級品」のオクラを仕入れ、茹でてから種をとっていきます。
「種をとらないと渋みもでるし、色が悪くなるんです。でもこの種とり作業が大変で……(笑)」

小さなオクラを割いてたんねんに種をとっていくのはとても根気のいる作業。それでも味のために手間を惜しまない。

1食20個のオクラが入っているってことは、例えば家族4人分だと80個!80個のオクラの種を取る……気が遠くなりそうです。自作は無理(笑)

オクラ丼はスタッフの努力と手間の結晶なんですね!

種をとったオクラをミキサーにかけて、そば店ならではの自慢のダシを混ぜてオクラとろろ完成です。

鹿児島県指宿の小牧庵店内

写真:小牧庵の店内。窓がひろく明るい雰囲気だ

もともと、オクラを摺ったものは昔から宴会料理の1つ「オクラ豆腐」として存在していたといいます。

これを丼仕立てにしたのが10年ほど前。以来人気なのだそう。

ちなみに、オクラとろろをかけたオクラぶっかけそばも人気。こちらはいわゆる山かけとろろそばの山かけとろろの部分が緑色のオクラとろろになっています。

こちらは醤油漬けのトッピングはなく、代わりに冷やしたそばのダシがかかっているとのことです。

そばの美味しさでも定評がある小牧庵、麺好きならこちらも食べたいですね!

鹿児島県指宿名物の真緑色のオクラぶっかけそば

写真:こちらがオクラぶっかけそば

丼としては低カロリー。デトックス効果も

このオクラとろろ、デトックス効果がすごいらしい。

「私もオクラとろろを薄めに出汁でといたものを飲んでます。すると調子がいいんですよ」

と上川床さん。ちなみに私も翌日調子がよかったです(笑)

オクラのネバネバは、ペクチンなどの水溶性の食物繊維。それを20個分も食べたのですから効果はてきめんですね。

βカロテンやカルシウムといったビタミンミネラルも豊富なオクラを一気に20個も摂取できるということは、美容や健康にもよさそう!

なお、オクラ丼にはご飯が200g使われていますので、温泉卵とあわせて全部食べても450Kcal未満くらいだと推定。ご当地グルメの丼としてはかなりのローカロリーです。

旅館泊りで食べ過ぎた人や、ダイエット中の人でも、罪悪感が少ないカロリーでいながら、ここならではの美味しさなのがありがたいですね。

なお、このオクラ丼は、オクラがとれる時期、つまり夏の時期限定

「だいたいGW頃から始まって、確実なのは9月いっぱい迄でしょうか」

ゆえに2019年10月の消費税増税後の価格は未定とのこと。

デトックス効果があるという砂蒸し温泉の指宿で、さらなるデトックス効果を狙えるオクラ丼、その美味しさを楽しめるのは、今年はあと1か月ほどだ。(取材・文:高山 恵 株式会社ザクプラン)

鹿児島県指宿の小牧庵外観

写真:めん処小牧庵の外観

めん処小牧庵のオクラ丼

http://www.ibusuki.or.jp/eat/japanese/post-6/ ※いぶすき観光ネット

提供時期:GW頃~9月いっぱい
所在地:鹿児島県指宿市十町380 GoogleMAP

定休日:月曜日

営業時間:
11:00~14:15
17:30~21:00

価格:
オクラ丼:700円
オクラぶっかけそば:750円
※上記価格は2019年迄
※消費税増税後の2020年以降の価格は未定

問合せ:
めん処小牧庵
TEL:0993-24-4571

 
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